キャリアアップについて考える第2弾!!
今回は日商簿記資格を保有されている経理担当者の方のキャリアアップについて考察します。以前も同じように経理担当者向けのキャリアアップについて、記事を書かせていただきましたが、今回はもう少し深く紹介したいと考え社会保険労務士について紹介していきます。
現在仕事で経理業務をされている方や、日商簿記資格取得者や社会保険労務士の資格取得に挑戦されている方は、是非とも読んで頂ければと考えております。
※補足ですが、社労士という言い方を見たり聞いたりする場合もございますが、社労士とは社会保険労務士の略称であることを先にお伝えしておきます。文章中に社労士と表現する場合もございます。
目次
日商簿記・経理経験者の女性に人気の高い社会保険労務士とは!!
まずは社会保険労務士について、どういうお仕事かご紹介していきます。
各種書類の作成
労働基準監督署・公共職業安定所(ハローワーク)・年金事務所などに提出する各種書類の作成を、企業の依頼によって作成を行う。
提出代行
労働基準監督署・公共職業安定所(ハローワーク)・年金事務所などに書類を提出代行をする業務で書類の作成と共に行われることが多い。
コンサルティング業務
企業が抱える労働や社会保険などに関する悩みについて、相談と提案を行う人事・労務コンサルティング業務を行う。
事務代理
申請・届出・報告などの各種手続きに加え、行政官庁の調査、特に労働基準監督署による事業所の立入り調査に対する立会いと代理人としての対応業務を行う。
社会保険労務士は女性の方のキャリアアップにも人気!!
社会保険労務士の仕事は前述したような業務を行います。
みなさん何かお気づきではございませんか?中小企業などの経理・総務が兼ねて行うような職場では、業務のうちに入っているところもありますよね。そこにこそキャリアアップの道があるのです。特に女性で経理や総務などの業務経験のある方の場合、育児がひと段落してから社会保険労務士を取得して再度仕事に復帰することも最近は増加してきています。
また社労士事務所に就職する際に、社労士の資格がなくても簿記2級もしくは簿記3級が必要と記載されている求人をよく見かけますので、事前に簿記の資格取得をしておくことも良いと考えます。
ちなみに社会保険労務士の資格取得の学習時間はネットの他の記事では1,000時間といわれていますが、あくまである程度の1日の中で生活に余裕があって学習を取り組める環境と、最適な学習教材(スクール・通信教育)があってのことです。
合格率も年によって変動がありますが、平均5%と他の士業系資格と方を並べる難易度となっていますので、社会保険労務士の資格を取得するには3年ぐらい試験を受験して合格する方が多いのが現実です。
社会保険労務士でキャリアアップのまとめ
社会保険労務士へのキャリアアップについて如何だったでしょうか。
実は私も日商簿記の2級を勉強しているのは、その先にある社会保険労務士を仕事としてやっていきたいからである。そして、実は今年度の社労士の学習を通信講座で勉強して、1回目の社会保険労務士の試験を受験してきましたが、難易度の高さとまだまだ自身の知識不足を実感することができました。
まずは日商簿記2級に合格してから、社会保険労務士の試験に挑戦したいと考えています。
次回も簿記からのキャリアアップについて紹介したいと考えています。それでは次回もよろしくお願い致します。
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