資格勉強をしてその後転職をお考えの方は、やっぱり気になることは転職をしてブラック企業に入っていまうのではないだろうかという心配が多くの方が思うはずです。実際に私も以前働いていた職場が誰が聞いてもブラックというぐらいに酷い労働環境でした。まあ現職も決してよくはないのです^^;
今回は私が体験したブラック企業の特性について紹介し、なるべくブラック企業に就職することを回避することや入った会社がブラック企業である場合の早期脱出を考える為の参考にして頂ければと考えております。
私が以前働いたブラック企業はこんな感じでした
まずはブラックの代表的な特色といえる、極端な労働時間とサービス残業。
私の場合は、通常労働時間 + 休日出勤を含めた極端な時間外労働(残業代なし)で1月にサービス残業が150〜180時間もある状態でした。毎週何回も寝ずに仕事をする日や朝方まで働かないといけないそんな日々が続くのである。
その結果体調を崩し、2〜3日程休むだけで休み明けに社長と役員達に別室に呼び出され1時間以上やる気がないと罵声を浴びせ精神的拷問をかけてくる始末である。
また使用期間が過ぎて、その後無期雇用として勤務していた一年後に、キャリア育成関連の助成金を申請する為に有期雇用であったことにするなどの、都合のよいように今までの雇用形態をなかったことにしてくるのである。しかも強制的に手続き書類に署名と印を押させるなど・・・これって雇用主の一方的な力関係を使って事実を捻じ曲げた不正受給じゃないのだろうか・・・
結局のところ私は、無茶苦茶な労働を起因して高血圧症と脂肪性の肝臓病を発症して働けなくなり、仕事を辞めることになったなり退職金と言って渡されたのはAmazonギフトカード5,000円分である・・・。
労災認定もされず1年ほど病気を治す為、何とか失業手当と職業訓練を利用して、生活を続けていったのであるが後悔と憎しみしか残らなかったのである。
こういう傾向の会社はヤバイかも!?
箇条書きとなりますが私が働いていたところでは、こういう傾向があった!!
・残業代を支払うつもりが皆無。みなし残業の設定時間がそもそも違法な時間40時間を超えている
・毎月のように社員との面談があり相談という名の、不穏分子がいないかの調査
・小人数とアットホームをアピールする会社。特に主要メンバーと合わなければ、簡単にブラックに変貌する危険な環境といえます。なるべく小人数の職場は避けるべきで、30名以上の職場を選ぶ方をオススメします。
・会社の社員の誕生日を祝うのを強制的に行い、社員同士を無理やり仲良くさせようとする
・キャリア育成関連の助成金申請を不正に受給する為に社員に強引に署名と印を強制する
・評価制度などの突然整備しだしたが、昇給よりも減給される社員が続出する
・極端にミーティングの多い会社、そしてそのミーティングで決定したことをすぐに社員にばかりやらせてくる
・求人にはボーナスありと書いていても、支給されない場合が多く、実質インセンティブといって寸志程度の支給がある。
・退職金がなく他の福利厚生もよくない。
ブラック企業で働き続けると人生に大きく影響するくらいに損失が甚大!!
特に20代〜30代前半の方は下記について真剣に考えてください。
・同年代と比較して年収の差が出てくる、特に労働時間が膨大であっても金銭面で反映してくれない会社では年収300万円代が限界である。(特に30代)
・単身生活者の場合には、年収が安いのとブラックで副業をするにも時間が取れない為ほぼ貯蓄ができない。
・30代になると同窓会などに参加すると、自分がもっていないものを同級生が持っていて、話題もそちらがメインになり居場所がない(家・マンション・車・配偶者・子供など)
・仕事以外の時間が取れなくなるので、世情に疎くなり友人などとも話が合わなくなる。
・年収が安い為、まともな交際に必要な金銭が確保できない、また結婚などに関しても年収をしられると相手にされなく別ることも・・・これ私です。
・働く期間が長期になるほど、年齢を重ね他の企業へ転職が難しくなる。(機会の損失)
・心身共に健康面で悪影響を及ぼす。それに起因して今までの人間関係にも影響を及ぼす
辞めたら仕事がないからと現状に妥協せず、急ぎ転職するべきである
仕事を辞めることは、勇気のいることかもしれません。しかし極端に待遇の悪い会社で働き続けることは、非常に時間を無駄していくことになると考えています。特に20代後半くらいからは、時間の大切さと転職のしやすさなどをよく考えなければならないと考えています。
ブラック企業で5年働いても、そのような労働環境では収入の増加も期待できないのと、意識しなくてもストレスにより心身に異変が生じる可能性が高いからである。わたしの場合は次の仕事が不安で無理して頑張っが、それまでの時間(年齢)と健康面、そして経済的な面で、多大な損失が残っただけであった。
しかも等の会社は今でも事業が存続(人の出入りは、それまで以上に増加しているようですが^^;)しているのだから、自分自身の一方的な犠牲だけである。
もっと早く判断して転職していれば、もう少し違うチャンス(機会)を得れたと今では考えています。機会の損失ほど、人生にとって非常にもったいないことであるのだから