日商簿記3級の試験直前!!短い時間しか勉強できなかった方向けの残り1週間の試験対策

短期集中だ!!

仕事が忙しくて試験の1週間前まで勉強できなかった人へ。残り1週間の試験対策で合格を目指す方法をお伝えします

この記事を読んでいただいている方はおそらく日商簿記3級の学習をされていて、試験日が近くなってきている方ではないでしょうか?
もちろん仕事をされている方は、毎日遅くまで仕事をされている方が多いと思います。お疲れ様の一言を言いたくなります。ただし試験日だけは着実に迫ってきていますので、忙しいと言ってもどうしようもありません。

そこで今回私がお伝えする勉強法は、極端に難易度が高い資格以外ならこの勉強方で何とかなる方法をお伝えしたいと思います。

実は私いろいろな資格を取得してきまして、何回か1週間ぐらいしか勉強時間がとれない時期(仕事が忙しいだけ^^;)がありまして、その短い時間で国家資格を3つ(電気工事士・ボイラー技士・潜水士など)とシステム系ベンダー資格(OCJ-P・LPICなど)を2つ取得した経験があります。中には比較対象とするのは難しいところですが、日商簿記2級ぐらいの難易度と言われている資格もありました。

しかし1週間で何とかするという気持ちと、正しい勉強法をすればかなりの確率で合格を目指せるのです。

とにかく1週間は無理しても時間を確保して、短期集中で問題を憶えるつもりで慣れること

日商簿記3級の短期試験対策

それでは一週間で合格できる勉強法について紹介していきます。

最初の1日目で日商簿記3級の教科書を終わらせる(日曜日=試験7日前)

1日目で日商簿記3級の教科書を終わらせると書きましたが、このように書くと1日で教科書の内容を理解できないと思われるかもしれません。もちろん理解ができていなくて大丈夫です、わたしも以前この方法をした時に、教科書の内容を理解できていませんでした。おおよそどのような内容があるということを理解していただき、全体を把握していただくだけで問題ありません。

むしろ理解しようとして、試験に対するやる気を無くしてしまうことの方が問題です。ですからとにかく全体を把握していただくことと、重要な言葉だけを頭に片隅に憶えているだけで大丈夫です。

用意する問題集は2冊。2冊を4日間で2周する!!(月〜木=試験6〜3日前)

後ろめたさは感じるとは思いますが、とにかく何か理由を作って2日間は有給をとってでも仕事を休んで、勉強時間を確保してください。
あなたが2日間休みをとって資格を取得することで、自分自身の将来の為になるのであれば、決して2日間程度の仕事の休みなど理由はなんであれ気にせずに休みをとってください。

それでは学習についてですが、勉強内容は問題集を2冊用意して、ひたすら解いていくことだけです。
ただし最初の1周目は教科書を見て解いていただいて問題ありません。1周目の2冊目あたりから、これは同じような問題をといたなと思うことが出てくるのですが、これがもっとも重要なことなのです。その問題に対して教科書を見なくても解ける方は素晴らしい成長です。また同じ問題をやったなと思うことも成長です。もう一度教科書を見て問題を解くことで、問題そのものと解き方をセットで憶えることが、促されるので、短期間で合格する為には重要ポイントとなります。

わかりやすく言いますと、この手の資格試験の問題はほとんで問題集の問題を憶えてしまって、解き方のパターンだけを身につけているだけで対応ができるのです。このやり方には深い知識を身につけることは難しいかもしれませんが、時間がなくて短期間で合格したいならやって損はない方法であると思います。(高難易度の資格試験には、やはりしっかりとした基礎知識が必要な為、このやり方は向きません。)
ただし問題を憶えてしまう為には、ひたすら問題集の問題をやりこまなければなりませんが・・・

残り二日間で苦手な箇所を洗い出して教科書で理解をして、問題集をもう一度2周する!!

残り2日間で問題集に取り掛かる前に、必ず自分が間違えが多かった箇所を洗い出してください。その間違えが多かった箇所について、教科書をもう一度しっかり読み、今回は理解するつもりで学習してください。
そしてもう一度問題集を一周していただいて、そこでまだ間違えが多かった箇所に関して再度教科書で理解を深めてください。そして最後に問題集をもう一周して下さい。おそらくここまで何回も問題集をやりこまれていると、問題そのものを憶えてしまうと思いますが、その答えはコレという感じに回答できるようになっていと思います。また問題を憶えることで回答していくスピードも相当上がっていると思います。

その結果で80%以上取れていたらかなりの期待ができると思いますので、とにかく最後の一週間は必死になって日商簿記3級の勉強をやっていただければと思います。